国民集会へ向け…
只今、ホテル会議室において勉強会が開催されております。
民主党がマニュフェストにとんでもないことを載せて来ました。
『米国との自由貿易協定(FTA)を締結し、貿易・投資の自由化を進める。』
自由貿易を押し進める意味は、世界経済の活性化にある意味重要であることは理解出来ます。
しかし、日米のFTAは、日本の食料自給に、あまりに影響が大き過ぎます。
現在ですら、自給率40%足らずの日本に海外から安価な農産物が輸入されるようになれば、国内農業の大多数は崩壊しかねません。
食料は兵糧です。
石油資源に加え食料までも自国で生産出来ない国などありえません。
自民党だ、民主党だなんて議論ではないのです。
食料問題として国民がしっかり考えないと、取り返しのつかないことになりかねません。
一度締結してしまえば、後に誤りに気づいてもそれでは遅いんです。
農家の中にも、民主党が掲げる戸別所得保障制度というバラマキに期待している方もいらっしゃいます。
しかし、野菜・果樹については対象外ということに気付いてあるんでしょうか。
米・麦・大豆などの農産物、牛肉、乳製品などの販売価格が生産費を下回った場合、差額を交付金として支払うということですが、そんな財源、果たして確保されるんであろうか。
まだまだ考えなければならないことは沢山ありますが、今日日比谷野外音楽堂にて行われる『国民日米FTA断固阻止緊急国民集会』をきっかけに、国民の皆さんに自分達の将来、日本国の将来をしっかり考えて頂きたいと思います。