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2011年02月07日

太りたくなければ糖を摂れ!?

土曜日のシンポジュームで頂いたお土産です。



あまおうの高級ギフト。

嫁曰く、『えらい高級そうやね。一個一個より、パック詰めが良かった・・・』だって(笑)
確かに、子供達が一気に食べてしまいますかね・・・(^^;)



さて、先日のシンポジューム、パネルディスカッションの前に行われた基調講演、これが超面白かった!!

京都大学大学院 人間・環境学研究科 森谷敏夫教授



『大学生活を元気にダッシュするために』と題して90分間睡魔に襲われるどころか、笑いと緊張の繰り返し。

驚くなかれ、なんと先生は60歳で、毎日5kmを走られてるそうです。
ふくらはぎを見せてもらいましたが、縦に筋肉が割れてるんです!!

そんな森谷敏夫さんの主張は「太りたくなければ糖を摂れ!?」。
糖質とは炭水化物とも呼ばれる栄養素のことで米や小麦など穀物に多く含まれるブトウ糖やデンプン、果物に多い果糖やブドウ糖など、スイーツに使われるショ糖や乳糖などです。
森谷敏夫さんによると糖は脂肪にならないんだそうです。
1999年に米国生理学会でスイスのジャクア教授が発表した論文によると、人の肝臓には糖質を脂肪に変換する能力はほとんどないそうです。
余分に摂った場合はグリコーゲンという形にして非常食として肝臓に蓄えるんだそう。糖は脳と筋肉のエネルギーになるため不足しないように貯蔵されるんだそう。
余った糖質を脂肪に変えてしまうとエネルギーとして使えなくなってしまうんだとか。

そして「糖を抜くから太る!?」と言っておられました。
糖質を控えがちな現代女性に自分では気づかない肥満が増えているそうです。
標準体重なのに体脂肪率が高いことを隠れ肥満といいます。
体に溜まった脂肪が基礎代謝を低くし、糖尿病や高血圧症など生活習慣病を引き起こしかねないんだそう。
森谷教授によると、この隠れ肥満の原因の一つが糖質を摂らないことがあげられるんだそう。
森谷教授がBMI値が標準の103人の女子大生の体脂肪率を調べたところ、51人が隠れ肥満傾向という結果がでたそう。
そこで、隠れ肥満傾向の人たちに糖質60%の食事を2週間食べてもらったところ体脂肪率が減少したのだそう。
糖質をカットすると体重は確かに減るそうですが、脂肪は減らないんだそうです。
糖質を抜くダイエットで体重が減るのは単に水分が減っているだけなんだとか。

耳が痛い話が続きました。

とにかく、運動することが大切だそうです。
軽いジョギングが一番良いそうですが、日常生活で歩くことを心がけるだけでも違うそうです。

そして、一番インパクトのある提言が、『ご飯を食べろ!!』でした。
炭水化物が太るなんて意味不明な原因で、ご飯を食べない輩が多い。
全くもって馬鹿げてると。

そんなこと言っても、昔の日本人は米ばかり食ってた。
日本人が肥満だったか??

『おまえら、米食ってるか!!』

会場に強烈な罵声が響き渡ります。
先生の講義は、いつもこんな感じだそうです。

そして、もうひとつ重要なことが・・・

朝食を抜くことが如何に危険か。

寝ている時も、脳は動いている。
つまり、カロリーは消費しているわけです。

8時間以上食べ物を口にせず、そのまま動けばカロリー不足になるのは当たり前。
特に脳へのダメージは深刻。

寿命を自ら縮めているようなものだそうです。

さて、しっかり朝食を摂り剪定剪定(^^;)
  


Posted by ボビー at 06:56Comments(16)