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2007年04月03日

米韓FTA締結

これ以上、アメリカの一人勝ちを許して良いのか?

『自由貿易』といういかにも正論をかざして、ある意味不平等な交渉を押しつける。
コメだけは、棚上げされたようだが、他の農業品目は年数を掛けて関税を引き上げることに。
これで、韓国農業は、危機的な状況に追い込まれることは確実です。

今回の米韓の経済連携強化は、FTA戦略で出遅れ感のある日本の通商政策にも影響を与えそうだ。
特に、喫緊の課題、日豪FTAへの影響が心配されます。
農業を保護しろと言ってるわけではありません。
政府が、国民への食料安定供給が保証しているなら良いと思います。
しかし、アメリカにしろ、EU各国も、ほとんどの国が自給率100%近い数字を維持しての交渉です。
日本の自給率は、今でさえ約40%です。

青年部活動で、アンケートをよく取りますが、90%以上の回答が、外国産は買わないという答えです。

しかし考えてください。

外食産業や、加工品はどうでしょう?
利潤追求から、表向きに産地名とかでないものでは、安価な外国産を使用するのは、経済の理論上当たり前です。
知らぬ知らぬ間に、誰もが間接的に外国産に依存してるわけです。
今でさえこの状況ですから、関税撤廃ともなれば・・・。
恐ろしくて、考えたくもありません。

先日も言いましたが、一度荒れた田畑を復活させるのは、容易ではありませんし、産業自体が潰れてしまえば・・・。

今現在、食糧問題だけでなく環境問題等も、もっと真剣に考えなければ、取り返しの付かないことになってしまいます。
  


Posted by ボビー at 07:18Comments(17)